2010年9月14日火曜日

プラネタリウム製作記 恒星球偏 その4

リスフィルムの現像テストを行いました。今回の目的は現像手順の確認と良い結果を得るための条件探しです。
現像後水洗して乾燥中
使用したフィルム、薬品は、
リスフィルム:富士フイルム HS
現像液   :富士フイルム ND-1
定着液   :富士フイルム NF-1
です。

リスフィルムに恒星を印刷したOHPシートを重ね、その上にガラス板を載せて、上から吊るした電球で露光しました。

現像は主に露光時間を変えて計5回行いました。そのほかの条件は、現像液2分、定着液10分で出来るだけそろえました。 液温は20~25℃が良かったのですが、うまく下げられず28℃で行いました。
 
一回目:100W電球で10秒間露
一面真っ黒になってしまいました。光源が強すぎたようです。
二回目:10W電球で10秒間露光
電球を10Wのものに交換した結果かなり良くなりました。しかしところどころ境界線がつぶれていたりで、まだ露光しすぎのようです。星も減っているかもしれません。
三回目:10W電球で5秒間露光
本番で使用しても問題なさそうなものが出来ました。最も小さい七等星まで確認でき、黒さも十分でした。
四回目:10W電球で2秒間露光
露光不足なのか大きなむらが発生しました。
五回目:再度10W電球で5秒間露光
三回目同様きれいな仕上がりでした。

この結果から5秒付近が最適な露光時間だと思います。本番も5秒間露光で考えてます。

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