2010年8月28日土曜日

プラネタリウム製作記 恒星球編 その2

恒星球用の原版データ1枚目が出来ました。

恒星球はサッカーボール型で考えています。この原版は一番北側になるもので中心に赤緯+90°がきています。これが一番簡単そうだったのではじめに作ってみました。

中心付近にある大きめの点が北極星になります。こぐま座が全部入ってるんですがわかるでしょうか?

前回その1でやったときには、ラスター画像で処理していたんですが、星の輪郭がギザギザだったり、解像度をあげるとファイルが重かったりといろいろ不便だったので、今回はベクター画像にしてみました。ベクター形式はこれまで扱ったことがなかったので不安だったんですが、予想以上にすんなりできました。
以前の努力がなんだったのかと思うくらい処理が簡単になったのでこれからはベクター一筋でやっていこうと思います。

2010年8月18日水曜日

天の川

昨夜は久々に良く晴れてたので写真を撮ってきました。

天の川です。昨日は月がありましたが上弦の月でほぼ沈む時間だったので、影響は小さかったみたいです。それよりも東西の街灯りがひどいです・・・
編集中に気づいたんですが、右上にアンドロメダ銀河も写ってますね。
撮影場所:兵庫県たつの市新宮町
撮影日時:2010/8/17 22:48
カメラ機種名:CANON EOS kissX2
レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye
焦点距離:10.0mm
F 値:4.5
ISO 感度:1600
露出時間:60秒×58枚

2010年8月17日火曜日

プラネタリウム製作記 恒星球編 その1

科学の祭典が無事終わりまして、投影機の製作記も近々再開しようと思ってるんですが、とりあえず今やっていることを書きます。恒星球の製作です。

科学の祭典は終わりましたが、プラネタリウム上映の本番は11月の学際です。天文部ではこれまで恒星球としてアクリル?製の球に穴をあけたものを使用してきました。
しかし今年は出来ればこれをリスフィルム製のものに変えたいと思ってます。理由としては
・星数を多くできる
・精度が高い
・複製が容易
などの利点があるからです。しかし実現までには壁も多いです。
・原版の作成
・リスフィルムの入手
・リスフィルムの現像
・恒星球の組み立て
などなどです。

まあ悩んでてもしょうがないので、とりあえず作業を始めました。原版の作成です。
リスフィルム等の準備が出来ても原版がないとどうにもなりません。というわけでまずは原版です。
恒星の位置決めには正確さを重視してヒッパルコスとうい人工衛星が測定したデータを使います。
国立天文台のデータセンター(ここ)から入手できます。hip_main.dat.gzというファイルです。このデータを適当にいじった結果が下の画像です。
7.0等星まで約1万5千個の星
赤経と赤緯が常に水平垂直な世界地図のような感じにプロットしています。 明るさの違いを面積比で表すとシリウスがとんでもない大きさになってしまいました・・・
プログラムで画像を使ったのは初めてですが、何とかなりそうで安心しました。プロットするだけの単純なプログラムなんですが作成に二日ほどかかってます。今後これを拡張して、最終的にはサッカーボールのような形をした恒星球の各面にあわせて変換してくれるプログラムにしたいな~と思ってます。


今回の製作では神戸大学天文研究会プラネタリウム班のwikiページtenken3ps@wikiを非常に参考にさせていただいてます。

2010年8月13日金曜日

ペルセウス座流星群

13日の朝がペルセウス座流星群の極大だったので昨晩部活で流観をしました。
流星を写真におさめるべく意気込んでいたのですが、当方のレンズ(開放F値3.5)&カメラ(ISO1600まで)では厳しかったようです。肉眼ではたくさん見られたんですが・・・

それでも中には写ってるものもありました


撮影場所:岡山県備前市
撮影日時:2010/8/12 23:39~ 流星が写っているものを合成
カメラ機種名:CANON EOS kissX2
レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye
焦点距離:10.0mm
F 値:3.5
ISO 感度:1600
露出時間:30秒

2010年8月12日木曜日

花火大会

結構前のことになりますが、8月1日に加古川で花火大会がありました。
座った位置からちょうど花火の上に夏の大三角が見えたので、一緒に撮ってみました。

撮影場所:兵庫県加古川市
撮影日時:2010/8/1 20:00
カメラ機種名:CANON EOS kissX2
レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye
焦点距離:14.0mm
F 値:8.0
ISO 感度:800
露出時間:5秒×15枚